トクサ(砥草)
トクサ
エクイセツム(トクサ)
Equisetum hyemale
エクイセツム・ヒエマレ
北半球の温帯に分布
常緑多年草
トクサ
エクイセツム(トクサ)
Equisetum hyemale
エクイセツム・ヒエマレ
北半球の温帯に分布
常緑多年草
Dutch rush
, Common horsetail , Common scouring rush , Scouring rush
トクサは、北半球の温帯に分布する常緑多年草である。
日本では中部地方以北に産し、ふつう沢ぞいn林下や林縁に生えるが、
原野や海岸に生えることもある。
地下茎は地中を長く横走し、地上茎は常緑で暗緑色で直立し、
高さ30~100㎝で、直径5~7㎜で、通常分枝しないが、
先端が傷められると分枝することがある。
髄腔は大きく、中空となるが、茎の壁はかたく丈夫で、
日本のものでは15~25本の稜があり、稜上には2列の微細な突起が並ぶ。
栽培は容易で古来日本庭園に植栽されている。また、栽培品には、
茎が黄色になるもの、黄色の虎斑が入るもの、
黄色の縦縞が入るものなどがあり、まれに栽培される。
砥草の名のとおり、茎は木工品などを磨くのに用いられた。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本種の仲間は、意外なものとして
ツクシ (スギナ)を掲載している。