トウネズミモチ(唐鼠黐)
モクセイ
リグストルム(イボタノキ)
Ligustrum lucidum
リグストルム・ルキドゥム
Chinese privet , Glossy privet ,
Wax-leaf privet , White wax tree
中国原産
常緑小高木
モクセイ
リグストルム(イボタノキ)
Ligustrum lucidum
リグストルム・ルキドゥム
Chinese privet , Glossy privet ,
Wax-leaf privet , White wax tree
中国原産
常緑小高木
トウネズミモチは、中国原産の常緑小高木である。
ネズミモチに似るが、やや大形で、高さ3~10mになる。
葉は長さ6~10㎝で幅3~5㎝である。
卵形~卵状楕円形で先端は漸尖~鋭頭である。
基部は円~鋭脚で全縁で厚革質である。上面は濃緑色で光沢がある。
下面は淡緑色でネズミモチに比べ葉脈が明瞭である。
花は6~7月に咲き、長さ10~20㎝の円錐花序が頂生する。
花冠は白色で長さ3~4㎜で、筒部は裂片より少し短い。
果実は楕円形で長さ8~10㎜で径5~6㎜で、
ネズミモチよりやや大形である。
日本では緑化樹として広く広く栽培されている。
ネズミモチと同様に耐潮性があり、大気汚染に強く、耐陰性もある。
イボタノキ属は、ヨーロッパおよびアジアの温帯と暖帯、マレーシア、
オーストラリアなどに分布し、約50種があり、日本に7種がある。
常緑または落葉性の低木または高木である。葉は対生し、全縁である。
花は頂生の円錐花序または総状花序につく。花冠は小形で白色で、
漏斗状または筒状で、先端が4裂する。
果実は石果状でやや液質で、紫黒色となり1~3個の種子がある。
花には特有の香りがある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
イボタノキ 、
ネズミモチ 、
フクロモチ 、
シルバープリペット
などを掲載している。