トキワハゼ(常盤黄櫨)
ゴマノハグサ ➡ サギゴケに変更(APGⅣ)
マズス(サギゴケ)
Mazus pumilus
マズス・プミルス
Mazus , Japanese mazus
日本、朝鮮半島、中国、
東南アジア、インドに分布
多年草
ゴマノハグサ ➡ サギゴケに変更(APGⅣ)
マズス(サギゴケ)
Mazus pumilus
マズス・プミルス
Mazus , Japanese mazus
日本、朝鮮半島、中国、
東南アジア、インドに分布
多年草
トキワハゼは、日本、朝鮮半島、中国、東南アジア、
インドに分布する多年草である。
日本では全国の道端、庭、畑などで見ることができる。
和名の「トキワ」は、花期が長いからで、「ハゼ」は、
実がはぜるからと言われているが、定かでない。
ムラサキサギゴケに似ているが、全体に小形で、
地をはう茎を出さない。茎の高さ5~20㎝で、
葉は楕円形か広卵形である。
花は花茎の先につき、花径1~1.2㎝で淡紅紫色である。
花形は唇形で、下唇は白色に近く大形で3裂する。
開花時期は、4~11月と長い。
本属の仲間は、
サギゴケ を掲載している。
サギゴケ属は、東および東南アジア、インド、
マレーシア、オーストラリアに約10種が分布する。
草丈の低い草本で、しばしばほふく枝を出して広がる。
葉は粗い鋸歯を有し下部の葉は対生し、中部の葉は互生する。
花は頂生の総状花序にまばらにつく。
萼は5中裂し、花冠は5裂して2唇形となり、
上唇は短く2裂し、下唇は3裂して喉部に突起がある。
雄しべ4個のうち2個が長い。柱頭は2裂する。
果実は蒴果である。
【追記】
サギゴケ属は、APGⅡ
でゴマノハグサ科から分離し、シソ目のハエドクソウ科に変更となったが、
さらにAPGⅣでハエドクソウ科
からも分離し、シソ目のサギゴケ科として独立した科に属することとなった。