NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名トサミズキ(土佐水木)
園芸(流通)名
別名
科マンサク
属(和名属)コリロプシス(トサミズキ)
学名Corylopsis spicata
ラテン語読みコリロプシス・スピカタ
英名Spike winter hazel
原産・分布地本州、四国原産
園芸上分類落葉低木

 トサミズキは、本州、四国原産の落葉低木である。 やや小高木状になり、高さ2~4mである。
 葉はやや厚く、卵形でやや左右不相称である。幼条、 葉柄は有毛で毛が残存する。この点で他種と区別される。
 花序は5~7個のややほっそりとした花からなり、 長く下垂する。開花時期は、3月下旬である。
 性質は強健で生長は早く、早春の花木として庭などに植栽され、 観賞用としてよい。切り花としてもよく利用される。

 トサミズキ属の植物は、東アジアおよびヒマラヤに十数種が分布する。
 落葉低木または小高木である。葉は互生し、 有柄で卵形または長楕円形で葉脈が明らかで、鋸歯がある。
 托葉は膜質で、披針形または卵形で、早く脱落する。
 花は両性で黄色を呈し、腋生の下垂する穂状花序につく。
 早春に葉が生長を始める前に開花し、花序の基部に大形の苞がある。 萼片は5個で短く宿存する。
 花弁は5枚でへら状で、基部につめがある。雄しべは5個で、 全縁または2~3裂する短い仮雄ずいと互生する。
 子房は中位または上位で2室、花柱は2個で胚珠は各室に1個ずつ下垂する。
 果実は倒卵形の蒴果で2室からなり、裂開して光沢のある黒色の2種子を散布する。
 早春の花木として、庭、公園などに植栽され、切り花としても鑑賞される。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本種の仲間は、  キリシマミズキ 、  コウヤミズキ 、  ヒュウガミズキ  などを掲載している。

画像撮影日:2005.04.02

2015.06.30 First making day [4t/45to/217400]
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