ニッケイ(肉桂)
クスノキ
キンナモムム(クスノキ)
Cinnamomum sieboldii
キンナモムム・シーボルディー
Cassia-flower tree , Saigon cinnamon
中国南部、ベトナム原産
常緑高木
クスノキ
キンナモムム(クスノキ)
Cinnamomum sieboldii
キンナモムム・シーボルディー
Cassia-flower tree , Saigon cinnamon
中国南部、ベトナム原産
常緑高木
ニッケイは、中国南部、ベトナム原産で、
高さ10~15mの常緑高木で、小枝は緑色である。
葉柄をかめば香りがあって辛味がある。
葉は互生し、楕円形、鋭尖頭で、長さ10~15㎝、
幅4~6㎝で全縁、無毛で、表面は濃緑色で光沢があり、
裏面は帯白色である。
開花時期は6月で、花は小さく、新梢の葉腋が枝端に集散花序につく。
果実は長さ1.5㎝の楕円形である。
根や幹の皮は芳香があり、薬用として利用される。
日本には享保年間(1716~36)に渡来した。
クスノキ属はアジアおよびオーストラリアに250種が分布し、
そのうち日本には3種が分布する。日本では暖地の庭木、
薬用、香料として利用する。
葉は対生または互生し、革質で光沢がある。
開花時期は4~5月で、花は小形で両性まれに雑居性である。
ふつうは頂生または腋生の円錐花序につく。
花被片は6個で、雄しべは12個あり、3個ずつ4輪に配する。
内側2輪のうち外側のものは腺体を有し、
内側のものは仮雄ずいに退化している。
果実は液果で秋に黒熟し、基部は杯状の花床に包まれる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
クスノキ を掲載している。