NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ニッケイ(肉桂)
園芸(流通)名
別名
科クスノキ
属(和名属)キンナモムム(クスノキ)
学名Cinnamomum sieboldii
ラテン語読みキンナモムム・シーボルディー
英名Cassia-flower tree , Saigon cinnamon
原産・分布地中国南部、ベトナム原産
園芸上分類常緑高木


 ニッケイは、中国南部、ベトナム原産で、 高さ10~15mの常緑高木で、小枝は緑色である。
 葉柄をかめば香りがあって辛味がある。
 葉は互生し、楕円形、鋭尖頭で、長さ10~15㎝、 幅4~6㎝で全縁、無毛で、表面は濃緑色で光沢があり、 裏面は帯白色である。
 開花時期は6月で、花は小さく、新梢の葉腋が枝端に集散花序につく。 果実は長さ1.5㎝の楕円形である。
 根や幹の皮は芳香があり、薬用として利用される。
 日本には享保年間(1716~36)に渡来した。

 クスノキ属はアジアおよびオーストラリアに250種が分布し、 そのうち日本には3種が分布する。日本では暖地の庭木、 薬用、香料として利用する。
 葉は対生または互生し、革質で光沢がある。
 開花時期は4~5月で、花は小形で両性まれに雑居性である。 ふつうは頂生または腋生の円錐花序につく。
 花被片は6個で、雄しべは12個あり、3個ずつ4輪に配する。 内側2輪のうち外側のものは腺体を有し、 内側のものは仮雄ずいに退化している。
 果実は液果で秋に黒熟し、基部は杯状の花床に包まれる。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、 クスノキ を掲載している。

1・2枚目画像撮影日(場所):2017.04.13 (なばなの里[三重県桑名市])

2017.04.20 First making day [5n/52ni/224050]
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