ニンジンボク(人参木)
クマツヅラ ➡ シ ソ に変更(APG)
ウィテクス(ハマゴウ)
Vitex cannabifolia
ウィテクス・カンナビフォリア
( Null )
中国原産
落葉低木
クマツヅラ ➡ シ ソ に変更(APG)
ウィテクス(ハマゴウ)
Vitex cannabifolia
ウィテクス・カンナビフォリア
( Null )
中国原産
落葉低木
ニンジンボクは、中国原産の落葉低木である。 和名は、葉の形が薬用にするチョウセンニンジンに似ることによる。
ニンジンボクは、枝はやや稜角があり、短毛を生じる。
葉は3~5小葉からなる掌状複葉で、葉柄は長さ4~6㎝である。
小葉は質薄く長楕円形~広披針形で先端は急にとがり、粗い鋸歯がある。
7~8月に葉脈から長さ8~20㎝の円錐花序を出し多数の唇形花をつける。
花冠は淡紫色で上唇は2浅裂し、下唇は3裂して中央裂片は大きい。
果実は石果で小形で黒く熟す。
ハマゴウ属は、主として熱帯地方に分布し、少数の種が温帯に自生している。
本属は約270種あり、そのうち海辺に自生する
ハマゴウ
など2種が日本に自生する。
落葉性または常緑性で、低木または高木で、香気のあるものがある。
葉は対生で、単葉または掌状複葉で、全縁または鋸歯縁である。
花は腋生の集散花序か、複生する頂生の円錐花序につき、
白色、帯紫色または黄白色で小形の苞がつく。
花冠は唇形で舷部はやや腎臓形で5裂し、上唇は2裂し、
下唇は3裂し中央の裂片は大形である。
雄しべは4個で花冠より飛び出ている。
果実は石果で球形である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
【追記】
ハマゴウ属は、APG
でクマツヅラ科から分離し、シソ科ハマゴウ亜科に変更になった。