クマツヅラ ➡ シ ソ に変更(APG)
ウィテクス(ハマゴウ)
Vitex rotundifolia
ウィテクス・ロツンディフォリア
Roundleaf chastetree
本州、四国、九州、
東南アジア~オーストラリアに分布
落葉小低木
ハマゴウは、本州、四国、九州、東南アジア~
オーストラリアに分布する落葉小低木である。
ハマゴウ属は、主として熱帯地方に分布し、少数の種が温帯に自生している。
約270種があり。そのうち海辺に自生するハマゴウなど2種が日本に自生する。
落葉性または常緑性で、低木または高木で、香気のあるものがある。
葉は対生で、単葉または掌状複葉で全縁または鋸歯縁である。
花は腋生の集散花序か、複生する頂生の円錐花序につき、
白色、帯紫色または黄白色で小形の苞がつく。
花冠は唇形で、舷部はやや腎臓形で5裂し、
上唇は2裂、下唇は3裂し中央の裂片は大形である。
雄しべは4個で花冠より飛び出ている。
子房は初め不完全2室で後に4室となり、各室に1個の胚珠を含む。
石果は球形である。萼は5歯があるか全縁で、果実に宿存する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
三枚目(左)は、野の調べさんが、「ハマゴウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 今日ベランダを除くと初めて観る紫色の花があり
ました。ずっと名前が思い出せず、やっと分かりました。
ハマゴウです。枝先に伸びた花穂に、青紫色の唇花が
多数ついて、花の形や色も暑さを吹き飛ばしてくれる
かのように涼やかです。』
四枚目(左)も、野の調べさんが、「ハマゴウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 風鈴の涼しげな音にホッとする毎日ですが
夏バテされてないですか。今朝は雷の音で目が覚め
ました。ピカッと光凄い音でした。
さて、ハマゴウです。海岸の砂地に生えており、
茎は砂の上を這うようにして伸びます。
よい香りがします。線香に使われたり,
灰汁は染料,実は薬用となるそうです。
薄紫色の色が暑さを忘れさせてくれそうです。』
本属の仲間は、 ニンジンボク を掲載している。
【追記】
ハマゴウ属は、APG で
クマツヅラ科から分離し、シソ科
ハマゴウ亜科に変更になった。