NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ホザキアヤメ(穂咲き菖蒲)
園芸(流通)名
別名
科アヤメ
属(和名属)バビアナ(ホザキアヤメ)
学名Babiana stricta
ラテン語読みバビアナ・ストリクタ
英名Baboon flower
原産・分布地南アフリカのケープ地方原産
園芸上分類多年草(球茎)

 バビアナ・ストリクタは、南アフリカのケープ地方原産の
 球 茎  をもつ多年草である。
 茎は直立し、高さ20~30㎝で、6~8個の葉が扇形に広がり、葉、茎ともに有毛である。
 花序には4~8花がつき、4~5月に開花する。花筒部は直立し、 花被裂片は長楕円形または倒卵形で、変異の大きい種である。

 二枚目(左)は、花色が紅色がかった色であり、 変種か園芸品種の可能性が高いが、品種の特定は難しい。


 ホザキアヤメ属は、約61種からなる種で、 1種が南アフリカからジンバブエ全域に、 他の1種がソコトラ島に分布するのを除いて、 ほかの種はすべて南アフリカのケープ地方中心に自生する。
 球茎はやわらかい繊維質の外皮に包まれている。 茎は大部分の種で直立して伸び、高さ30㎝以下である。
 葉は数個で、通常は披針形ないし剣形をし、葉脈が隆起して縦ひだが入る。
 花は穂状花序をなしてつくことが多い。花筒部は細長く、 花被裂片は6個、雄しべは3個、花柱は細長く、その先は3裂する。
 蒴果は球形に近く数個の小さい種子がつく。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本種は、和名および和名属名をホザキアヤメといい、 同じアヤメ科の和名属名および別名をスイセンアヤメという
 スパラクシス   にどことなく似ており、私は初めは両種を混同していた。

1枚目画像撮影日:2005.05.03
2枚目画像撮影日:2005.05.04
3枚目画像撮影日:2005.05.08

2015.08.04 First making day [6h/61ha/241300]
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