ヒメアガパンサス(姫アガパンサス)
ブローディア
ユ リ ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
トリテレイア(無し)
Triteleia spp.
トリテレイア(属の総称)
Brodiaea
北アメリカ西部に分布
一年草
ブローディア
ユ リ ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
トリテレイア(無し)
Triteleia spp.
トリテレイア(属の総称)
Brodiaea
北アメリカ西部に分布
一年草
トリテレイア属は、北アメリカ西部に約14種が分布する一年草である。
以前はブロディアエア [
Brodiaea ] に含まれていた。
ブロディアエアは稔性の雄しべを3個有し、葯が丁字着であるのに対し、
本属は稔性の雄しべを6個有し、葯は底着である。
また本属の葉は下面に竜骨状の突起をもつが、ブロディアエアはもたない。
球茎は麦稈(むぎわら)色の繊維状の被膜に包まれる。
根出する2~3個の葉は幅狭く、線状で裏面の中央は角ばって竜骨状となる。
花茎は弱いが強く、平滑か基部に毛がある。
散形花序を頂生し、花被は6裂し、裂片はよく開く。
花色は青、紫、黄、白がある。雄しべは6個ですべて稔性をもつ。
柱頭は小さく3裂する。蒴果を生じ、種子は黒色である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
別名は、旧属名からブローディアとよばれており、
英名も旧属名からきている。
和名にはアガパンサスという名が入っているが、
アガパンサス とは属が異なっており、花もアガパンサスよりまばらで、
咲く向きもアガパンサスがおもに横向きに咲くのに対し、本種は上向きに咲く。
【追記】
トリテレイア属は、APGⅢ
でリユリ科から分離し、キジカクシ(クサスギカズラ)科
(キジカクシ(クサスギカズラ)目)のブローディア亜科に変更になった。