NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ヒメエニシダ(姫金雀枝)
園芸(流通)名
別名
科マ メ ( マ メ 亜科)
属(和名属)キティスス(エニシダ)
学名Cytisus × spachiana
ラテン語読みキティスス・スパチアナ(交雑)
英名Broom
原産・分布地交雑種
園芸上分類常緑低木


 ヒメエニシダは、交雑種で常緑低木である。
 花がエニシダより少し小さいほかは、花の色、 形はエニシダとほとんど同じである。 花のつき方がエニシダより若干密につく。


 エニシダ属は、中部ヨーロッパおよび地中海沿岸地域に分布し、 東は小アジア、南は北アフリカ、マデイラ、 カナリア諸島にも達する低木または小高木で、枝条に刺はない。
 全体の種の数は約70といわれ、 ヨーロッパで庭木として重要な位置を占めている。 常緑性のものもあるが、落葉性のものが多い。
 葉は小さく目立たないが、互生し単身複葉または3出複葉、 あるいは両者を混生する。
 花は、マメ科植物に特有の典型的な蝶形花冠ををもち、 腋生または頂生の総状花序につくか、束状につく。
 黄花ののものが多いが、なかには乳白、白、紅紫色のものもあり、 園芸品種には青銅色や深紅色も見られる。
 萼はふつう鐘状で先端は2唇形になる。 雄しべは10個あるが合着して筒状になっている。 果実は扁平な豆果となる。
 本属の植物が日本に渡来したのは、 延宝年間(1673~81)といわれている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、花が少し大きい、 エニシダ  や、白花の   シロバナエニシダ 、
 一部の花弁だけ暗赤色になる、  ホホベニエニシダ 、
 そして、真っ赤な花の園芸品種の   キティスス・プルプリウス  などを掲載している。

1枚目画像撮影日:2006.05.14
2枚目画像撮影日:2008.05.06
3枚目画像撮影日:2007.05.04

2015.08.30 First making day [6h/62hi/253500]
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