ヒメキランソウは、沖縄、台湾北部に分布する多年草である。
本種も野の調べさんがせっかく送ってくれたものであるが、
データが無く詳細が不明である。
キランソウ属は、旧世界の温帯から熱帯にかけて、
約50種が分布しており、日本にもキランソウ、
ジュウニヒトエ、ヒイラギソウなどを
含め10種あまりが自生している。
一年草あるいは多年草の草本である。茎はほぼ四角形である。
葉は全縁か円鋸歯をもち対生する。
花は葉状の苞をともなって茎頂に穂状花序につく。
萼は鐘形で5歯がある。
花冠は2唇形で上唇は小さく、3裂する下唇は大きくて目立つ。
花筒内部には毛環がある。
雄しべは4個でそのうち上の2個は短い。
花色は青、白、桃色などがある。
果実は倒卵形の分果で表面に網状脈がある小堅果4個からなる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
画像(右上)は、野の調べさんが、「ヒメキランソウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 沖縄の海岸近くの草地や岩場に自生している野生植物で
走出枝で一面にひろがっていき地表を這い、
節部から根を出して新しい小株を作るため、
次々に鉢が増えていきそうです。』
本属の仲間は、 セイヨウキランソウ を掲載している。