ヒメヒマワリは、北アメリカのフロリダ～テキサス州に分布する一年草でる。
　草丈は1.5ｍくらいで、切り花や花壇に適する。葉は長い葉柄があり、 卵形ないし心臓形で短い毛があり、長さ2.5～10㎝で全縁ないし鋸歯縁である。
　頭花は径５～7.5㎝の小輪で、一般に黄色で中心部が紫褐色または紫色を帯びる。
　一・二(右上・左）は、八重咲きであり、おそらく園芸品種と思われる。

　ヒマワリ属は、おもに北アメリカに分布し、耐寒性の多年草、 または耐寒性が無く耐暑性の一年草である。
　多年草は地下に塊根があり、株分けと挿木によって増殖する。
　株全体は強靭で、短い毛茸がある。 葉は互生または下部の葉がけが対生し、全縁または鋸歯状縁である。
　頭花(頭状花序）は茎や枝の頂部に、単生ないし散房状につく。 舌状花は雌性で１列あり、不稔で黄色である。 筒状花は両性で、稔性があり黄色、褐色または紫色を帯びる。
　成長がすこぶる旺盛で栽培しやすく、栽培の管理もほとんどなく、 天候や土壌などの自然条件の障害による影響もなく、一般栽培に向く。

[ 引用 ： 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修：小学館発行 )、
　　　　　花の名前（ 植村猶行監修：ＮＨＫ出版 ）]

　本属の仲間は、 　ヒマワリ　、
　 ヤナギバヒマワリ・ゴールデン・ピラミット　　を掲載している。

１・２枚目画像撮影日：2005.10.09
　　３枚目画像撮影日：2006.07.08