フウセントウワタ(風船唐綿)
ガガイモ ➡ キョウチクトウに変更( APGⅡ)
ゴンフォカルプス(フウセントウワタ)
Gomphocarpus fruticosus
ゴンフォカルプス・フルティコスス
Cotton bush , Swan plant
南アフリカ原産
常緑亜低木
ガガイモ ➡ キョウチクトウに変更( APGⅡ)
ゴンフォカルプス(フウセントウワタ)
Gomphocarpus fruticosus
ゴンフォカルプス・フルティコスス
Cotton bush , Swan plant
南アフリカ原産
常緑亜低木
フウセントウワタは、南アフリカ原産の常緑亜低木である。
よく分枝する亜低木で、高さ1~2mになる。
葉は披針形または倒披針形で、長さ10㎝内外である。
葉腋から花序が出て、小さい白花をつける。
副花冠は淡紫色である。
果実は球状で先がとがり、小突起が何筋もつき、
突起の先は毛になる。果期は秋から冬である。
日本の中部以西での平坦地では耐寒性がある。
切り花として栽培されている。
フウセントウワタに似た名前の
ヤナギトウワタ が、同じガガイモ科にあり、
花もどことなく似ている。しかし、
フウセントウワタはフウセントウワタ属であり、
ヤナギトウワタはトウワタ属で属が異なる。
フウセントウワタ属には、100種が含まれ、
熱帯および南アフリカに分布している。
多年草または亜低木で、乳汁をもつ。葉は単葉で対生する。
花は上部の葉腋に散形状につく。
花冠は5裂し、副花冠とずい柱を有する。
果実は袋果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
近縁のトウワタ属に含めてあつかう見解もあるが、ここでは図鑑に基づき、
副花冠に角状の付属体が無いため区別した。
【追記】
ガガイモ科は、 APGⅡ
でキョウチクトウ科に統合されたため、
キョウチクトウ科に変更した。
これによりガガイモ科は、 APG
分類体系では使われない科となった。