ホンキンセンカ(本金盞花)
フユシラズ(冬知らず)
キ ク
カレンドゥラ(キンセンカ)
Calendula arvensis
カレンドゥラ・アルウェンシス
Field marigold
ヨーロッパ原産
耐寒性一年草
フユシラズ(冬知らず)
キ ク
カレンドゥラ(キンセンカ)
Calendula arvensis
カレンドゥラ・アルウェンシス
Field marigold
ヨーロッパ原産
耐寒性一年草
フユシラズは、ヨーロッパ原産の耐寒性一年草である。
冬空の下で鮮やかな黄色の小輪花を次々と咲かせる。
フユシラズは、キンセンカより少し小形で、
秋遅くから翌春まで咲き続ける。
「冬しらず」との名前の通り、真冬でも寒さに負けず、
元気に花を咲かせる丈夫な花である。
元来はキンセンカとよんだが、今日では
C. officinalis
(C.オッフィキナリス)を
キンセンカ とよぶので、
本種をホンキンセンカと植物学者の牧野博士が改称した。
株全体に短毛があり、草丈は30㎝以上に達する。
葉は楕円形で、全縁またはやや鋸歯縁となる。
頭花は径1.5~2㎝と小形で硫黄色である。
日本には1597年に渡来した。
キンセンカ属は、カナリア諸島から
ペルシアにかけて15種が分布する。
耐寒性の一年草または多年草で、鉢植えや切り花に栽培される。
茎葉は腺質の軟毛があり、独特の臭気がある。
葉は披針形ないし楕円形で互生し、葉縁は鋸歯状である。
頭花(頭状花序)は単生し、
総苞は1~2列で総苞片の縁は乾膜質となり
しばしば鱗片状に深裂する。
心花は筒状で両性であるが不稔性である。
辺花はふつう舌状で雌性で稔性がある。
痩果は無毛で湾曲し冠毛を欠く。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]