ブラッサボラ・ノドサは、ラン類で、中央アメリカ原産の常緑多年草である。
草姿や花の変異は大きい。偽鱗茎は円筒形で長さ3~15㎝である。
葉は腺状披針形で長さ15~30㎝で単生する。
花は径8㎝で有香で、1~6花がつく。
萼片、側花弁は線形で黄緑色である。唇弁は基部が細く、
先は心臓形で白色で、基部に紫色の点がある。
ブラッサヴォラ属は、中央アメリカ、ブラジルなどの原産で、
約20種が知られており、レリアに似る。
偽鱗茎が円筒形の種類とカトレアのような紡錘形の種類に大別され、
単葉性である。
花は大形で芳香があり、単生または多数が生じる。
萼片と側花弁は狭長で、白~白緑~黄色である。
唇弁は基部で蕊柱を包み、先端で広がる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
ラン科については、
ラ ン を参照のこと。