ベニヒモノキ(紅紐の木)
サンデリー
トウダイグサ(エノキグサ亜科)
アカリファ(エノキグサ)
Acalypha hispida
アカリファ・ヒスピダ
Red-hot cattail , Chenille plant ,
Foxtail , Philppine medusa red cattail
西インド諸島原産
常緑低木
サンデリー
トウダイグサ(エノキグサ亜科)
アカリファ(エノキグサ)
Acalypha hispida
アカリファ・ヒスピダ
Red-hot cattail , Chenille plant ,
Foxtail , Philppine medusa red cattail
西インド諸島原産
常緑低木
ベニヒモノキは、西インド諸島原産の常緑低木である。
熱帯では常緑の大低木となる。園芸界ではでは
「サンデリー」という名称でよばれることがある。
他の種と異なり、花が鑑賞の対象にされる。
葉は濃緑色で広卵形で先端は鋭尖形で、
長さ15~20㎝で葉縁には鋸歯がある。
花序は小さな花が密に集まって長さ20~50㎝になり、
垂れ下がって美しい。
この花がヒモゲイトウのようになり、紅色なので、
ベニヒモノキという和名がついたものと思われる。
エノキグサ属は、熱帯、亜熱帯に広く分布し、
約300種がある。
草本または木本で、葉は互生し通常卵形で鋸歯があり、
羽状脈をもつ。
花は小形で花弁を欠き、穂状花序に多数つく。
雌花は雄花序の下部につくか、
または別に円錐花序を形成し苞がある。
雄花の萼は4裂し、雄しべは8個ないしは多数で、
雌花の萼は3~5裂する。
子房は3室で胚珠は各室に1個である。
果実は小形の蒴果で種子は球形で、胚乳は肉質となる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間には、よく似た キャッツテール がある。双方ともよく似ているが、 ベニヒモノキは樹木で、キャッツテールは草花の違いがある。