ヘビイチゴ(蛇苺)
バ ラ ( バ ラ 亜科)
デュケスネア(ヘビイチゴ)
Duchesnea chrysantha
デュケスネア・チュユサンタ
False strawberry
日本、朝鮮半島、中国に分布
多年草
バ ラ ( バ ラ 亜科)
デュケスネア(ヘビイチゴ)
Duchesnea chrysantha
デュケスネア・チュユサンタ
False strawberry
日本、朝鮮半島、中国に分布
多年草
ヘビイチゴは、日本、朝鮮半島、中国に分布する多年草である。
日本では全国の道端や田の畔に生育している。
和名は、蛇が食べる苺という意味からついたようである。
毒があるわけではないが、食べても全然美味しくない。
茎は地をはうようにし、分枝して広がり、
節から根を出して繁殖する。
葉は3出複葉で、小葉は卵形~卵円形で鋸歯縁である。
托葉は円形~卵形である。
花は葉腋から出る4~7㎝の花柄に1個つく。
花径は1.2~1.5㎝で花弁は5枚で花色は黄色である。
真上から見ると花弁の間に先のとがった萼片が見える。
その下に萼片よりやや大形の副萼片がある。
開花時期は、4~6月である。果実は液果で真っ赤に熟す。
萼片も副萼片もついたまま熟す。
和名で、
エゾノヘビイチゴ という苺があるが、こちらは「ヘビイチゴ」
の名が入っていても、オランダイチゴ属であり、食べられる。