アイスランド・ポピー
ケ シ
パパウェル( ケ シ )
Papaver nudicaule
パパウェル・ヌディカウレ
Iceland poppy , Arctic poppy
北半球極地原産
耐寒性多年草
ケ シ
パパウェル( ケ シ )
Papaver nudicaule
パパウェル・ヌディカウレ
Iceland poppy , Arctic poppy
北半球極地原産
耐寒性多年草
アイスランド・ポピーは、北半球極地原産の耐寒性多年草である。
ほぼ無茎で有毛の多年草であるが、
園芸上は一年草として栽培されている。
葉はロゼットをつくり、有柄でへ羽状に切れる。
長さ30㎝前後の花柄を春に伸ばし、
径6~10㎝の花を3~5月に開く。
萼は有毛で、花弁は広卵形で、白、桃、
黄、橙黄、橙紅などの花色をもっている。
本属の仲間は、
ケシ
を掲載している。
ケシ属は、約60種が知られ、ほとんどが旧世界に分布し、
少数が北アメリカ西部に分布する。
一年草、多年草まれに亜低木で白色の乳液を持つ。
葉は無刺で分裂し、互生する。
花は放射対相称で単生し、蕾のときは下を向いている。
萼片は2個で離生し、開花にともなって落ちる。
花弁は4枚で距を欠き、蕾の時期にはしわが寄っている。
花色は白、赤、黄などである。雄しべは多数である。
柱頭は盤状で、胎座は4~15個である。
果実は球状または円柱状の蒴果で柱頭直下の側面上部に孔開して種子を出す。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]