マサキ(柾)
ニシキギ
エウオニムス(ニシキギ)
Euonymus japonicus
エウオニムス・ヤポニクス
Japanese spindle tree , Spindle tree
日本、朝鮮半島、中国に分布
常緑低木
ニシキギ
エウオニムス(ニシキギ)
Euonymus japonicus
エウオニムス・ヤポニクス
Japanese spindle tree , Spindle tree
日本、朝鮮半島、中国に分布
常緑低木
マサキは、日本、朝鮮半島、中国などに広く分布する。
主として海岸に生える常緑低木でふつう高さ2~3mである。
葉は長楕円形で厚い革質である。
花は4数性を有し、帯緑白色で、若枝の葉腋に生ずる集散花序につく。
開花時期は、6~7月である。
葯は2室である。蒴果は球形で10月に開裂し、
黄赤色の仮種皮におおわれた種子を露出する。
性質が強健で潮風害や大気汚染によく耐え、
刈込み後の萌芽性が旺盛なため、生垣や生け花材料に利用される。
ニシキギ属は、アジア、アメリカ、ヨーロッパに分布し、
世界に150種、日本に15種ほどある。
ニシキギやマユミなどが庭木、切り枝、盆栽に利用される。
常緑または落葉性で、ふつう高木か低木であるが、ときに蔓性のものがある。
葉は有柄で対生する。花はふつう両性で、腋生の集散花序につく。
花弁、萼裂片、雄しべともに同数で4~5個ある。
盤状に発達した花盤があり、やはり4~5裂する。葯は2または1室である。
子房は上位で3~5室からなり、花盤の下にあって花盤と合生する。
胚珠は各室に2または数個ある。心皮は3~5個あり、ふつう合生するが、
ときにニシキギやリュウキュウマユミに見られるように離生して発達する。
果実は蒴果で、ときに有翼または有刺である。
種子は各室に1~2個あり、着色の仮種皮に包まれる。