ミツバアケビ(三葉通草)
アケビ
アケビア(アケビ)
Akebia trifoliata
アケビア・トリフォリアタ
Three-leaf akebia
北海道、本州、四国、九州、中国に分布
蔓性落葉木本
アケビ
アケビア(アケビ)
Akebia trifoliata
アケビア・トリフォリアタ
Three-leaf akebia
北海道、本州、四国、九州、中国に分布
蔓性落葉木本
ミツバアケビは、北海道、本州、四国、九州、
中国に分布し、山野に見られる蔓性の落葉木本である。
葉は長い葉柄をもつ3小葉からなる掌状複葉で、
若枝では互生し、老枝では束生する。
小葉は卵形で少数の波状鋸歯があり、両面無毛である。
花は4~5月に総状花序につき濃暗紫色である。
雄花は花序の先に密に多数つき、雄しべはほぼ球状に集まる。
雌花は花序の基部に1~3個つき、雄花よりやや大きい。
雌しべは3~6個で短柱形である。
果実は長楕円形で果皮は厚く、熟すと紫色となり腹縫線で裂開する。
白い果肉は甘くて食べられる。
アケビ属は、日本および東アジアに4種1雑種がある。
つる性の落葉性木本で葉は3~5小葉の掌状複葉で
長い葉柄があり互生する。托葉はない。
花は腋生で総状花序につき単性である。雌花はやや大きく、
1~2個が花序の基部につく。
3萼片は花弁状である。花弁はない。
雄しべは6個で離生し、葯は外向きにつき縦裂開し、
雌花では退化雄ずいとなる。
雌しべは3~9個あり離生する。柱頭は粘り、
胚珠は多数であり、側膜胎座につく。
雄花には退化雌ずいがある。
果実は液果で熟すと腹縫線に沿って裂開する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、 アケビ を掲載している。