ムラサキシキブ(紫式部)
ミムラサキ(実紫)
クマツヅラ
カリカルパ(ムラサキシキブ)
Callicarpa japonica
カリカルパ・ヤポニカ
Japanese beautyberry
日本、朝鮮半島、台湾、中国に分布
落葉低木
ミムラサキ(実紫)
クマツヅラ
カリカルパ(ムラサキシキブ)
Callicarpa japonica
カリカルパ・ヤポニカ
Japanese beautyberry
日本、朝鮮半島、台湾、中国に分布
落葉低木
ムラサキシキブは、日本、朝鮮半島、
台湾、中国に分布する落葉低木である。
丈が2~3mになる落葉低木で、
若い枝には毛がつくが、後に脱落する。
葉は楕円形で、両端は細くなり、
葉縁には先だけでなく中央以下まで鋸歯が並んでいる。
短い葉柄がある。
花序は葉腋から出て、長さ0.5~1.5㎝の花柄をつける。
花は淡紫紅色で、果実は紫紅色または白色の球形で
コムラサキとともに広く庭植えされている。
ムラサキシキブとコムラサキは非常によく似ており、判別が難しい。
双方に違いは、ムラサキシキブの花序が葉腋から出るのに対し、
コムラサキの花序は葉腋から1~4㎜上のほうからでること。
さらに、ムラサキシキブのほうが、葉の先がとがっていること、
果実のつき方がコムラサキのほうが密につくことくらいである。
ムラサキシキブ属は、約135種あって、アジア、オーストラリア、
北アメリカ、中央アメリカのおもに熱帯および亜熱帯に分布している。
落葉または常緑の低木または小高木である。
葉は単葉で互生し、鋸歯をもつか全縁である。
花は白、桃、赤、紫紅色などで、集散花序をつくって腋生する。
萼は4浅裂まれに5浅裂する。花冠は4裂まれに5裂する。
雄しべは4個まれに5個である。子房は4室で、
果実は石果状である。