メキシコハナヤナギ(メキシコ花柳)
ミゾハギ
クフェア(タバコソウ)
Cuphea hyssopifolia
クフェア・ヒッソピフォリア
Elfin herb , False heather
西インド諸島~中央アメリカ原産
常緑小低木
ミゾハギ
クフェア(タバコソウ)
Cuphea hyssopifolia
クフェア・ヒッソピフォリア
Elfin herb , False heather
西インド諸島~中央アメリカ原産
常緑小低木
メキシコハナヤナギは、メキシコ、
グアテマラ原産の常緑小低木である。
高さ50~60㎝の小低木で細かい枝を分枝する。茎に軟毛が密生し、
新梢部は緑色~淡紫赤色で充実してくると木化し茶褐色となる。
葉は全縁で十字対生し、濃緑色で長さ2.5~3.5㎝で幅0.3~0.7㎝で、
線形~披針形で鋭頭で表面は平滑で裏面は軟毛を粗生し、
葉脈は羽状で短柄がある。
花は頂生または腋生し、小花柄は葉より少し長い。
萼は平滑で緑色地に紫色の筋が入り、長さ0.6㎝で6裂する。
花弁は6枚で濃紫~淡紫色で径1㎝くらいで地植えすると
種子が落ちて自然に発芽してくる。
タバコソウ属は、約250種あってアメリカに分布している。
草本あるいは低木である。
茎は丸く、葉は十字対生または輪生する。
花は左右相称で腋生または頂生し、単生あるいは総状花序などにつく。
萼は細長い筒状となり先は6裂し、萼筒の基部に距あるいはふくらみがある。
花弁は6枚まれに4または2枚、まれにない。
雄しべは6~14個で多くは11個である。果実は蒴果である。
日本には明治、大正時代に約10種が導入された。
本属の仲間は、 ハナヤナギ 、 クフェア・イグネア 、 クフェア・タイニー・マイス を掲載している。