ルドベッキア属は、約30種が北アメリカに分布しているが、
多くは多年草または一年草である。
花壇、庭植えが主で、ときには切り花に用いることもある。
葉は互生し、多くは全縁でときには深く裂ける。
頭花(頭状花序)は大きな黄色または褐色(基部)の舌状花(不稔性)
と、褐色または紫赤色の筒状花からなる。
総苞片は2~4列である。花床には筒状かと同長の鱗片が生える。
痩果は4稜形である。冠毛は短いか、欠く。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
一・二枚目(右上・左上)は、アラゲハンゴンソウ
[ Rudbeckia hirta
(ルドベッキア・ヒルタ) ] の園芸品種と思われる。
また、三枚目(左)は、オオハンゴンソウ [
Rudbeckia laciniata
(ルドベッキア・ラキニアタ) ] と思われる。
ルドベッキア属によく似た
テンニンギク属 との区別が課題である。