テンニンギク(天人菊)
キ ク
ガイヤールディア(テンニンギク)
Gaillardia pulchella
ガイヤールディア・プルケラ
Blanket flower , Indian blanket
北アメリカ東南部、メキシコ北部、
ニュー・メキシコ、モンタナ原産
多年草
キ ク
ガイヤールディア(テンニンギク)
Gaillardia pulchella
ガイヤールディア・プルケラ
Blanket flower , Indian blanket
北アメリカ東南部、メキシコ北部、
ニュー・メキシコ、モンタナ原産
多年草
テンニンギクは、北アメリカ東南部からメキシコ北部、
さらに
ニュー・メキシコからモンタナにかけて原産する。
多年草で高さ30~50㎝くらいで直立し、よく分枝する。
葉は広披針形ないし長楕円型で無柄で、上方の葉は全縁で鈍頭、
下方の葉は歯状となるか羽状に裂ける。
茎葉全体が軟毛でおおわれる。
頭花は径5㎝くらいである。舌状花の先端部は黄色で基部は紫紅色である。
7~9月にかけて開花する。暖地では野生化している。
花径が6~10㎝くらいの
オオテンニンギク は同属で
ある。
テンニンギクとオオテンニンギクの違いは花径であるが、
画像から判別するのは難しく、両者の区別が今後の課題である。
さらに、テンニンギク属によく似た
ルドベッキア属 との区別も課題である。
テンニンギク属は、20種あまりからなり、
北アメリカから南アメリカにかけて分布している。
一、二年草または多年草である。草丈は30~90㎝である。
分枝性に富み、葉は披針形ないし長楕円形で互生または根出する。
花床に剛毛がある。
頭花(頭状花序)は長い花茎に単生する。
舌状花は黄色または赤色で先端部が3ないし5浅裂する。
筒状花は紫紅色で稔性がある。総苞は幅広く、
総苞片は有毛で2~3列ある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]