(無し)
ショウガ
アルピニア(ハナミョウガ)
Alpinia purpurata
アルピニア・プルプラタ
Red ginger
太平洋諸島に分布
常緑多年草
ショウガ
アルピニア(ハナミョウガ)
Alpinia purpurata
アルピニア・プルプラタ
Red ginger
太平洋諸島に分布
常緑多年草
レッド・ジンジャーは太平洋諸島に分布する常緑多年草である。
大形で高さ4mになる。葉は長さ70㎝幅12㎝内外になる。
花序は長く穂状で、花は白色で小さいが、宿存する苞が3㎝内外で赤色をしており、
花序全体が赤く見えて美しい。
ハワイに多く栽培されていて八重もある。
ハナミョウガ属は、旧世界の熱帯に250種以上が分布する多年草である。
葉はカンナに似て強靭で葉鞘に続く部分には葉舌がある。
葉鞘は巻き重なって偽茎となる。
偽茎の先に円錐または穂状の花序をつける。
花序の苞は膜質でふつう早落し、筒状の萼には3歯牙がある。
花冠は漏斗状で3裂し、通常後ろの1裂片が大きい。
雄しべは6個あるが、内側の3個のうち1個のみが完全で稔性があり、
その葯隔に沿って細い花柱が合着し、葯の上部に柱頭をのぞかせる。
完全雄ずいの下部両側には2個の小さな仮雄ずいがあるが、
退化していることもある。
外側の3個の雄しべはすべて仮雄ずいで、1個は退化しているが、
2個は合着して大きく花弁状となり先端はふつう2裂する。
この花弁状の仮雄ずいがもっとも目立つ部分で、
ふつう唇弁とよばれている。
子房は下位で3室で、果実は蒴果または液果状である。
地下には根茎があり芳香が強い。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、
ハナミョウガ を掲載している。