ロベリアは、南アフリカ原産の一年草である。
高さ10~25㎝になる。茎は細く直立性のものとほふく性のものがありよく分枝する。
葉は基部では長楕円形~倒披針形っとなり、
茎頂では線形できわめて細い。
花は径1.3~1.8㎝で、多数が総状花序につく。
花色は青、青紫、紺青、赤紫、白のほか、
花冠喉部に白色の目の入るものがある。
ミゾカクシ属は、主として熱帯から温帯下部にかけて約200種が分布し、
日本にはミゾカクシなど3種が自生している。
一・二年草、多年草または低木で、ときに高木になる。
葉は単葉で互生する。
花は葉腋に単生するか、頂生の総状花序につく。
花柄がねじれて花は上下逆さまに開く。
萼筒は子房に合着し、先は5片に分かれる。花冠はふつう左右相称で、
上下2唇に分かれ、上唇は2裂し下唇は3裂する。
雄しべは5個あり、花冠に合着せず、筒状となって花柱を囲む。
葯の先には毛がある。雌しべの柱頭は2裂する。
果実は蒴果である。
本属には丈の高くなるものと低いものとがあるが、
いずれも花壇によく用いられる。
また後者のものは鉢植えなどにも適している。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、 ベニバナサワギキョウ を掲載している。