NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ワタスゲ(綿菅)
園芸(流通)名
別名スズメノケヤリ(雀の毛槍)
科カヤツリグサ
属(和名属)エリオフォルム(ワタスゲ)
学名Eriophorum vaginatum
ラテン語読みエリオフォルム・ウァギナツム
英名Cotton-sedge
原産・分布地北半球北地に分布
園芸上分類多年草


 ワタスゲは、北半球の北地に広く分布し、 日本では本州中部以北の高地湿原に自生する多年草である。
 株立ちとなって群生し、茎葉の葉身はごく短く、小穂は1個である。
 初夏のころ開花したあと、葉は30~50㎝に伸び結果した果穂は球状で、 糸状の花被片が伸びて白い綿毛の玉となり、多数固まって生えると美しい。

 二枚目(左)は、こまさんが、『 前回も山行きで写した「ワタスゲ」』  とのコメントをつけて、私に送ってくれたものである。

 一枚目(右上)は、 Junko さんが、「尾瀬だより」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 法事の帰りに思いがけず行くことが出来ました。
  ♪~ 夏が来れば思い出す~ はるかな尾瀬  野のこみち~ 水芭蕉の花が咲いている~
  コーラスで歌って、随分前から一度は行ってみたい!  と思っていた尾瀬。
  簡単に行けない距離の関西に来てしまい以来33年。 今回はラッキーでした。
  7月の尾瀬は花盛り。もう一度行ってみたいところです。 画像は左から  トウダイグサ   池塘  ワタスゲ 』

 ワタスゲ属は、寒地の湿地に生える多年草で、 北半球の亜寒帯から温帯に約15種があり、日本には3種が自生する。
 多数の花被片が、果時に細く扁平な糸状となって綿毛状を呈するので、よく目立つ。
 根出葉は細長く、筒状の葉鞘をもち、 茎葉は葉身が退化して葉鞘だけになることがある。
 花は両性である。花序は1~数個の小穂からなり、 小穂の鱗片(苞)は多数あってらせん状に並ぶ。
 雄しべは3個である。果実は痩果で、 3稜のある倒卵形である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1枚目画像投稿日(投稿者):2009.07.08( Junko さん)
2枚目画像投稿日(投稿者):2006.07.28(こまさん)

2015.11.15 First making day [9w/96wa/330600]
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