カノウギョクチョウは、花梅の品種である。
原産地の中国では「華農」とは花実兼用、「玉蝶」とは白花八重の意味だそうである。
本種は、花の中央部にさらに小さな花が咲き、それを「台閣(ダイカク)」と呼そうである。
ただし、木全体の花がそうなるのではないので、見られるのは運のいい時だそうである。
開花時期は、2月下旬~3月下旬である。
花は白色の八重重咲きである。
台閣はなかなか見られないと聞いているが、
Junko さんが送ってくれた画像には、
2枚とも台閣が写っていて素晴らしいことである。
一枚目(右上)は、 Junko さんが、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 今日は孫のところへ行った帰りに大阪城公園に寄って思いもよらぬ「梅の勉強」をして来ました。
変わった種類のものを貼りますね。左はバラの花のような梅は「
黒田錦 」。右は花の中に花が咲く「華農玉蝶」。』
二枚目(左上)も、 Junko
さんが、「梅の花」のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 大阪城公園の梅林へ行ってきました。日差しは暖かいけど空気は冷たかった!
なのに大勢の人でした。梅は真盛り。
良い匂いがあたりに漂いそれだけでも来た甲斐があると思いました。
最初の写真は、かのうぎょくちょう「華農玉蝶」と
いってよく見ると花の中にまた花があります。3枚目は
「 楊貴妃 」ですって!
まだ真っ赤な花や、りょくがく「緑顎」
という緑色っぽいのなど綺麗でした。』