バ ラ
ロ サ( バ ラ )
Rosa cv. Applause
ロ サ (園芸品種)アプローズ
(不明)
サントリーフラワーズ(株)
日 本
西 暦 2009 年(販売開始)
ロ サ( バ ラ )
Rosa cv. Applause
ロ サ (園芸品種)アプローズ
(不明)
サントリーフラワーズ(株)
日 本
西 暦 2009 年(販売開始)
アプローズは、サントリーフラワーズ㈱が開発した「青いバラ」である。
サントリーフラワーズは、1990年に「青いバラプロジェクト」を発足させ、バラには無かった
青色遺伝子を細胞に入れ、その細胞から「遺伝子組み換えバラ」を作る製法で開発にすることとした。
しかし、その道のりは苦難の連続であったようである。開発途中で研究員を勇気付けたのは、
ペチュニアの青色遺伝子を組み込んだ青いカーネーション
ムーンダスト
の開発成功だったそうである。
苦節 12 年、プロジェクト発足から 12 年後の 2002 年に遂に青いバラの開発に成功し、
2004 年 6 月には世界初の青いバラ開発成功の広報発表を行った。
そして、4 年後の 2008 年 1 月 31 日には農林水産省と環境省から「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による
生物多様性の確保に関する法律」(通称カルタヘナ法)に基づく認可を取得し、翌 2009 年から世界初の青いバラは、
「 SUNTORY blue rose Applause 」と名づけられ、
販売が開始され、その後も「もっと青いバラ」の開発に向けて研究を続け、現在に至っている。
アプローズとは、「喝采」という意味で、花言葉は「夢 かなう」だそうである。
なお、サントリーが世界初と言っているのは、青色遺伝子を持つバラのことであり、
「青いバラ」自体は、バラ愛好家の究極の念願であり、昔から色々な交配を繰り返し、
青いバラ作りが行われてきている。
[ 引用 : サントリーグローバルイノベーションセンター/「青いバラ」への挑戦/開発ストーリーより]