紫の園は、微香の四季咲きで、半八重で花径 7㎝ の中輪である。
花形は丸弁平咲きで、花色は交配親の「たそがれ」
より青みいのあるラベンダー色で、花もちは悪いが花つきが良く、
大房で株を覆うように咲く。
樹形は横張り性で、樹高×株張りは、1.2×1.0m と
強い横張りで、分枝も良い。
シュートの発生は少ないが、古枝にもよく開花し、
年々立派な株になる。結実しやすい。
うどんこ病に要注意で、定期的に薬剤散布をしたほうがよい。
黒星病の耐性は普通で、樹勢も普通である。
交配親の母親は、Tasogare で、
父親は、Tasogare × (
Sterling Silver ×
(Gletscher × Sterling Silver)) である。
[ 引用 : バラ大図鑑(NHK出版発行)]