NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名アザミ(薊)
園芸(流通)名
別名
科キ ク
属(和名属)キルシウム(アザミ)
学名Cirsium spp.
ラテン語読みキルシウム(属の総称)
英名Plumed thistle
原産・分布地北半球に広く分布
園芸上分類多年草


 アザミは、世界には約250種があるが、日本には主に次の4種類が分布している。 (CirsiumC.で表す)

 ① C. japonicum (C.ヤポニクム) 和名:ノアザミ
   本州・四国・九州に分布し、春~夏に咲き、
   園芸品種も有り。
 ② C. maritimum (C.マリティムム)和名:ハマアザミ
   太平洋岸の暖地に分布し、晩夏~秋に咲く。
 ③ C. purpuratum (C.プルプラツム)和名:フジアザミ
   中部・関東地方に分布し、晩夏~秋に下向きに咲く。
 ④ C. yezoense (C.エゾエンセ) 和名:マアザミ
   北海道南部~日本海側山地に分布し、
   晩夏~秋に下向きに咲く。

 1~3枚目のアザミは全て「ノアザミ」と思われるが、 私の現在の知識では判別は難しい。

 アザミ属は、多年草で、およそ250種があって、北半球に広く分布する。
 日本には多数の種があり、多くは狭い地域に分布する。種間雑種ができやすい。
 葉に刺があるのが特徴である。
 頭花(頭状花序)はすべて両性の頭状花からなる。花色は紅紫色がふつうで、 ときに白色、まれに黄色がある。
 花床に剛毛を密生する。雄しべは5個あって花冠の筒部につき、花糸には毛があり、 葯は互いに合生し、下部の付属体はとなりの付属体と合生して尾となり、裂けている。
 子房は下位で、花柱は1個、花柱の枝分かれの下はふくれて短毛があり、 枝はくっついて先だけ開く。
 捜果は無毛で、長楕円形または倒卵形である。
 冠毛の毛は多数あり、羽毛状、基部は環状に合生して、果実から離れやすい。
[ アザミ属 出典 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行)]

 本属の仲間は、  ハマアザミ 、   タイシャクアザミ  を掲載している。

 三枚目(左)は、広島県人さんが山道で見つけたアザミを、
私に送ってくれたものである。
 とっても澄み切った美しい淡紫色のアザミである。

1・2枚目画像撮影日(場所):2003.10.18 (名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット[愛知県名古屋市])
  3枚目画像投稿日(投稿者):2008.05.29(広島県人さん)

2015.02.05 First making day [1a/11a/102500]
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