NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名スイセン(水仙)
園芸(流通)名
別名
科ヒガンバナ
属(和名属)ナルキッスス(スイセン)
学名Narcissus spp.
ラテン語読みナルキッスス(属の総称)
英名Daffodil , Narcissus
原産・分布地スペイン、ポルトガル、
原産・分布地地中海沿岸、北アフリカに分布
園芸上分類多年草(球根)


 スイセンは、スペイン、ポルトガル、地中海沿岸、 北アフリカに約30種が分布する多年草である。
 フサザキスイセンは、古く東に移され、 中国から日本まで野生化している。
 また、ラッパズイセンは欧州に自生が見られる。
 球根は鱗茎で、その中心から花茎をだし、 帯状や線形の葉を2~5個つける。
 内花被片と外花被片は白や黄色で各3個であり、 一見すると花弁が6枚あるように見える。
 白、黄、赤、桃色のカップ状やラッパ状の副花冠の中に 1個の雌しべと6個の雄しべをもつ。
 花は単生または散形状に数花をつける。
 開花時期は、ふつう3~4月に開花するが、 11月ころから咲く種や秋咲きの種もある。

 一枚目(右上)のスイセンは、みなさんご存知の
「   二ホンズイセン  」である。
 基本亜種の [ N. ssp. tazetta (N.タゼッタ)] の変種のひとつがニホンズイセン  [ var. chinensis ] ((変種)キネンシス)で、 古くペルシアからシルクロードを通って中国にもたらされ、 それが日本に海流によって渡ったとされている。 あるいは、人により運ばれたとも考えられている。
 葉は平たく4~6個で、茎は高さ約40㎝で、5~8花がつく。 花被片は白色で副花冠は黄色である。 開花時期は、11~3月である。八重咲きや緑花などの変異がある。

 本属の仲間は、ニホンズイセンの他に  ラッパスイセン 、
 ヒメキバナスイセン  を掲載している。

 四枚目(左)は、「   ラッパスイセン 」である。 学名は、[ N. pseudonarcissus (N.プセウドナルキッスス)] である。
 フランス、スペイン、ポルトガルに産し、イギリス、ドイツ、 ベルギーおよびイタリア北部まで広く分布している。
 葉は直立し、長さ36㎝までで、花茎は葉とほぼ同長である。
 花は長さ6.5㎝くらいまでで、小さいものから大きいものまであり、 うつむきあるいは横向きに1個つく。花色はふつう濃黄、淡黄であるが、 花被片が白で副花冠が黄色のもの、まれにクリーム色、白花がある。 副花冠はラッパ状で、縁に切れ込みや鋸歯がある。開花時期は、3~4月である。

 二・三・五枚目(左最上・左二・左)は、クチベニズイセンの亜種の変種と思われる。
 基本亜種は[N. ssp. poeticus (N.ポエティクス)] である。二枚目は、その変種のひとつで、 [ var. majalis ]((変種)マヤリス)で、 副花冠がカップ状で、黄色に赤の広い縁どりがある品種であると思われる。

 スイセンの分類はたいへん複雑で、種のほかに亜種、変種が多く報告されている。
 スイセンの園芸分類と園芸品種について、 最初にパーキンソンが1626年に分類を試み、1831年にはハワースが16群に分類した。 ハーバートがこれを修正し、6群に分類した。1884年にバーが分類し、 ベイカーは1888年に3部門に分けた。イギリス国立園芸協会は、 1909年から分類を試み、1950年の分類が現在の基盤となっている。 これが1969年に修正され現在用いられている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 六枚目(左)は、みずがめ座さんが、「花冷えです」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 先週ひたち海浜公園に行ってきました。水仙まつりが
  始まっており松林の下が黄色に染まっていました。』


1枚目画像撮影日:2004.01.11
2枚目画像撮影日:2004.03.28
3枚目画像撮影日:2009.03.15
4枚目画像撮影日:2004.02.11
5枚目画像撮影日:2005.03.13
6枚目画像投稿日(投稿者:撮影地):2010.03.28
    (みずがめ座さん:ひたち海浜公園[茨城県ひたちなか市])

2015.04.29 First making day [3s/33su/179700]
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