NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ダッチ・アイリス
園芸(流通)名
別名キュウコンアイリス(球根アイリス)
科アヤメ
属(和名属)イリス(アヤメ)
学名Iris × hollandica hybrids cvs.
ラテン語読みイリス・ホランディカ(交雑種)
ラテン語読み     ヒブリドゥス(園芸品種群)
英名Dutch iris
原産・分布地交雑種の園芸品種群
原産・分布地親種はヨーロッパ南部原産
園芸上分類多年草(球根)


 ダッチ・アイリスは、スパニッシュ・アイリス 〔 I. xiphium (I.クシフィウム) 〕を中心にして、 I. tingitana (I.ティンギタナ)、 I. fontanesii (I.フォンタネシー)などが交雑され、 オランダで作り出された球根アイリスである。
 種小名の「ホランディカ」は、 本種が作り出されたオランダを意味する。
 球根は紡鐘形になり、秋植えすると革質の葉を数個伸ばし、 中央から剛直な花茎を出し、茎頂に数個の花をつける。
 花色は白、黄、青などで、切り花に多く用いられている。
 花茎は長さ50㎝内外になり、花径は10㎝以上になる。
 庭植えにも適し、4~5月に開花する。

 アヤメ属は、北半球の温帯を中心に約250種が分布する。
 日本には6~7種が自生する。
 おもに根茎または球根をもつ多年草である。
 葉は剣状または線状である。
 花は茎に頂生し、鞘苞内に1~数花をつける。
 内・外花被片とも基部は狭まり、爪状となって花筒につながる。
 開花時期は春から初夏である。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]


 本属の仲間は、
 アヤメ 、  エヒメアヤメ 、  カキツバタ 、
 カンザキアヤメ 、  キショウブ 、  ハナショウブ 、
 ハナカツミ 、  ジャーマン・アイリス 、  シャガ
 などを掲載している。

1枚目画像撮影日:2005.05.04
2枚目画像撮影日:2005.04.24
3枚目画像撮影日:2004.04.11

2015.05.27 First making day [4t/41ta/202200]
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