NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ツバキ(椿)
園芸(流通)名
別名ヤブツバキ(藪椿)
科ツバキ
属(和名属)カメリア(ツバキ)
学名Camellia japonica
ラテン語読みカメリア・ヤポニカ
英名Common Camellia
原産・分布地日本(九州~青森県夏泊半島)、
原産・分布地朝鮮半島西南の海岸に分布
園芸上分類常緑高木


 ツバキは、日本の九州から青森県の夏泊半島にいたる広い地域 、および朝鮮半島西南の海岸に分布する常緑高木である。
 最近中国の四川省、山東省、江西省などで野生分布が報告されている。
 花は径8㎝で、紅色一重の杯状咲きで、枝先に着花し 、一般に春咲きである。花糸は筒状に合着する。
 本属の園芸品種の大部分は本種から分化したものであるが、 現在では他種との間に広く種間雑種が作り出されている。


 ツバキ属は、すべて東南アジアの亜熱帯から温帯の雨量の多いところに分布し、 とくに中国には多くの種が分布する。
 1958年イギリスのシーリーはツバキ属の82種を11の節に分類したが、 その後中国で次々と新種が発見され、中山大学の張宏達氏は約200種を、 一般的進化の原則に従って、「原始椿亜属、椿亜属、茶亜属、后生茶亜属」 の4亜属19節に分類している。
 その根拠となる形質は、萼と苞の分離の程度やその数の多少、 花柄の有無、雄しべの数と合着の程度、花柱や子房室数などである。
 この分類では園芸的に重要な種は、ほとんどツバキ亜属に含まれている。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]


 同属の仲間は、 サザンカ 、  オトメツバキ 、
 カンツバキ 、  チャ  などを掲載している。


 本種は、紅色一重の杯咲きが基本であり、ここに記載の四枚すべてが園芸品種である。

1枚目画像撮影日:2003.11.08
2枚目画像撮影日:2004.11.14
3枚目画像撮影日:2005.11.20
4枚目画像撮影日:2005.03.13

2015.06.18 First making day [4t/43tu/209000]
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