NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名ハナモモ(花桃)
別名
科バ ラ (サクラ亜科)
属(和名属)プルヌス(サクラ)
学名Prunus persica cvs.
ラテン語読みプルヌス・ペルシカ(園芸品種群)
英名( Null )
原産・分布地園芸品種群(親種は中国原産)
園芸上分類落葉小高木


 ハナモモは、サクラ属の1種で花木として 観賞用のためだけに栽培されている品種群をいう。 親種は中国原産の落葉小高木で、和名はモモである。

 日本で観賞用のモモが知られているのは、万葉時代からのようである。 改良が進んだのは江戸時代からで、 現在の中心となる園芸品種を含む8品種の記載がある。 その後も園芸用の品種は増え、 1891年(明治24)には21品種が記されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ] 

 一般に「ハナモモ」とよばれる観賞用品種は、普通品種、ほうき立ち品種、 枝垂れ品種、カラモモ、一才桃などの品種に分類される。
 ここに掲載した一~四枚目のハナモモは、普通品種の「菊」[ Prunus persica cv. Kiku ] とよばれる品種で、キクモモ(菊桃)ともよばれ、 花弁が細い菊咲きの八重咲きである。

 三枚目(左)は、 Junko さんが、 「なばなの里」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『  ベニバナトキワマンサク   とキクモモという花があまり
  にも良く似た花でビックリ! どこが違うのかな?
  マンサク科とバラ科ではあるけど。
  良く見るとマンサクは葉が出て咲いていましたが。』


 先にも述べたように、 Junko さんが、送ってくれたような桃の花を、 私は図鑑に基づきキクモモ [ Prunus persica cv. Kiku ] としたが、[ Prunus persica cv. Stellata ] とする説もあり、ここは意見の分かれるところである。

 本属の仲間は、非常にたくさんあり、
 アーモンド 、 アンズ 、
 サクラ 、 サクラの品種および園芸品種 、
 ウ メ 、 ウメの園芸(栽培)品種 、
 ニワウメ 、 シダレウメ 、
 モ モ 、 ハナモモ・ゲンペイシダレ 、
 ハナモモ・テルテシロ 、 ハナモモ・テルテベニ 
 などを掲載している。

 五枚目(左)の花は、梅の花によく似ており、 品種は特定できないが、とても美しい品種である。


1枚目画像撮影日:2007.04.08
2枚目画像撮影日:2006.04.23
3枚目画像投稿日(投稿者):2010.05.04 ( Junko さん)
4枚目画像撮影日:2004.04.17
5枚目画像撮影日:2006.03.25

2015.08.03 First making day [6h/61ha/240800]
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