NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ビジョナデシコ(美女撫子)
園芸(流通)名
別名ヒゲナデシコ(髭撫子)、
別名アメリカナデシコ(アメリカ撫子)
科ナデシコ
属(和名属)ディアンツス(ナデシコ)
学名Dianthus barbatus
ラテン語読みディアンツス・バルバツス
英名Sweet william
原産・分布地ヨーロッパ東南部に分布
園芸上分類多年草


 ビジョナデシコは、ヨーロッパ東南部に分布する多年草である。
 多数の小さな花が散形に密に集まり、先端の細くとがった無数の総苞がある。 1573年イギリスに紹介され、豪華な草姿と甘美な雰囲気によって花壇に君臨した。
 日本へは1888(明治20)年に渡来し、現在では切り花用の高性品種、 花壇・プランター用の矮性品種など多くの園芸品種がつくられている。
 茎は太く直立し、幅広の葉、豊富な花色(緋赤、紅、紫紅、 桃、白、蛇の目入りなど)、長い開花時期が特徴である。

 ナデシコ属は、茎にやや肥厚した節を有し、 多くの種ではここに細くて先のとがった葉を対生する。
 花は頂生であるが、単生するか、集散あるいは散形花序などにつき、 種によってさまざまである。
 萼は筒状で5歯があり、基部には2~多数対の苞がある。
 花弁は5枚で、舷部は開出し、基部は長く爪状となる。 雄しべは10個である。
 開花時期は日本では、5~6月の一季咲きを示すものが多いが、 ときに二季咲きの様相を呈するもの、 比較的長期にわたって開花し続けるものなどさまざまである。 園芸品種では四季咲きに改良されたものが多い。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本属の仲間は、  カーネーション 、  イセナデシコ 、  カワラナデシコ 、  ダイアンサス  などを掲載している。

  1枚目画像撮影日:2004.04.29
2・3枚目画像撮影日:2007.05.04

2015.08.20 First making day [6h/62hi/251400]
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