NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ベニバナトケイソウ(紅花時計草)
園芸(流通)名
別名
科トケイソウ(トケイソウ亜科)
属(和名属)パッシフロラ(トケイソウ)
学名Passiflora coccinea
ラテン語読みパッシフロラ・コッキネア
英名Red passionflower , Red granadilla
原産・分布地ベネズエラ、ボリビア原産
園芸上分類蔓性常緑低木


 ベニバナトケイソウは、ベネズエラ、 ボリビア原産の蔓性常緑低木である。
 茎は円柱形である。若い枝は赤褐色毛でおおわれる。
 葉は長楕円形で心脚で不規則な鋸歯がある。
 葉柄には2個の腺体があるが、ときにないことがある。
 花は葉腋に単生し、径10㎝くらいで緋紅色である。
 副花冠は3層からなり、外側の2層は長さ1㎝前後で、 濃赤色で基部は白色である。内側のものは白色で筒状になる。
 果実は卵形体で長さ5㎝くらいである。

 トケイソウ属は、ほとんどの種が熱帯アメリカとその周辺に、 少数がアジア、オーストラリアに分布し、 熱帯各地に野生化しているものがある。 巻きひげにより上昇する草本または木本のつる性植物である。
 葉は互生し、形は多様で、切れ込みのないものから2、 3~5裂するものがある。

 葉柄には1~8対の腺体があるが、ときにないものもある。 花は腋生で、単生するか総状花序につく。
 萼片と花弁はともに5個あり、花弁の内側には1~数層の副花冠がある。 この副花冠の色や模様が種により異なる。
 雄しべは5個あり、花糸の基部は合着する。子房は柄をもち、花柱は3個ある。
 果実は液果で多数の種子を含む。トケイソウ属の果実には甘味、 風味のあるものが多く、生食またはジュース、ジャムなどにされる。
 数種が亜熱帯、熱帯で果樹として栽培されている。
 園芸的には、トケイソウとの種間交配種が数種作り出されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  トケイソウ 、  ホザキノトケイソウ 、  パッシフロラ・アラタ  を掲載している。

1・2枚目画像撮影日(場所):2007.02.12 (東谷山フルーツパーク[名古屋市守山区])

2015.09.19 First making day [6h/64he/270200]
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