NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名モモバギキョウ(桃葉桔梗)
園芸(流通)名
別名
科キキョウ
属(和名属)カンパヌラ(ホタルブクロ)
学名Campanula persicifolia
ラテン語読みカンパヌラ・ペリシキフォリア
英名Willow bellflower , Peach-bells
原産・分布地ヨーロッパ、アジア西部、北アメリカ北部に分布
園芸上分類多年草

 モモバギキョウは、ヨーロッパ、アジア西部、 北アメリカ北部に広く分布する多年草である。 株は無毛で、高さ30~100㎝となる。
 ロゼットを形成し、ロゼット葉は披針形で茎葉は線状披針形である。
 花は総状につき、葉腋に1~数花をやや上向きに開く。 花冠は鐘形で、径3~4㎝で花色は淡青色である。
 萼片に付属体はない。開花時期は、5~7月である。 日本には1930年ごろに入っている。
 画像の花は、花が白色大輪であり、園芸品種の cv. Alba Grandiflora (アルバ・グランディフロラ)の可能性が高い。

 カンパヌラ属は、北半球の主として温帯から亜寒帯にかけて約250種が分布し、 とくに西アジアから地中海沿岸地方に多い。
 多くは多年草であるが、一年草および二年草も少しある。 茎は直立性またはややつる状に伸び、しばしばほふく枝を出す。
 多年草または二年草のものは、ふつうロゼット葉を形成し、 茎葉は互生する。葉の形は単純なものが多い。
 花は茎頂または葉腋に1個つくが、総状、 穂状あるいは円錐状の花序をなしてつく。
 萼筒は子房と合着し、 裂片は5個で裂片間に付属体がつくものとつかないものがある。
 花冠は鐘形で先端は5裂し、多くは青色または白色である。 雄しべは5個あり、子房は3または5室で柱頭も3または5裂する。
 ふつう雄ずい先熟性が見られる。蒴果を結び、多数の小さな種子を生じる。
 蒴果は熟すと基部または側方に穴や透き間があいて、そこから種子をこぼす。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本属の仲間は、  ホタルブクロ 、  イシダテホタルブクロ 、  イワギキョウ 、  オトメギキョウ 、  リンドウザキカンパヌラ
 カンパニュラ・アルペンブルー 、  カンパニュラ・メディウム  など、多くの品種を掲載している。

画像撮影日:2006.05.28

2015.10.18 First making day [7m/75mo/296400]
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