ムラサキツメクサ(紫詰草)
アカツメクサ(赤詰草)
マ メ ( マ メ 亜科)
トリフォリウム(シャジクソウ)
Trifolium pratense
トリフォリウム・プラテンセ
Red clover
ヨーロッパ原産
多年草
アカツメクサ(赤詰草)
マ メ ( マ メ 亜科)
トリフォリウム(シャジクソウ)
Trifolium pratense
トリフォリウム・プラテンセ
Red clover
ヨーロッパ原産
多年草
アカツメクサは、ヨーロッパ原産の多年草で、明治初年に渡来し、
現在では帰化植物として普通にみられる。
初夏から夏にかけて茎の上方の葉腋に多数の紫紅色の花を球状につける。
よく肥えた土地を好み、暑さにやや弱いので、寒冷地の牧草として重要であるが、 観賞用として育てられることはあまりない。
画像(右上)は、一時期北海道にお住いになっていた
briboo さんが、
東海地方ではあまり見かけなかったアカツメクサを、
北海道行った時に見かけるようになり、私に送ってくれたものである。
シャジクソウ属は、北半球の温帯地方に広く分布し、
約300種あるとされ、一年草または多年草である。
日本にはただ1種が自生し、数種が帰化している。
葉は掌状複葉で3~7の奇数小葉からなり、互生する。
托葉は葉柄に合着する。花は腋生で多くは頭状の花序につく。
萼は5個である。花冠は小形の蝶形で白、紫紅、黄色などがある。
雄しべは10個で2体雄ずいをなす。
果実は豆果でしばしば宿存萼に包まれており、裂開しない。
牧草や密源植物として重要なものが多い。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
野の花(著者-木原浩:㈱山と渓谷社出版)]
本属の仲間には、
シロツメクサ があるが、牧草として広く世界中で育てられ、
クローバーといえばシロツメクサのことを指す
ほどである。また、
クリムソン・クローバー 、
コメツブツメクサ も同じ仲間として掲載している。