NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名シロツメクサ(白詰草)
園芸(流通)名
別名オランダゲンゲ(和蘭紫雲英)、
別名シロクローバー(白クローバー)
科マ メ ( マ メ 亜科)
属(和名属)トリフォリウム(シャジクソウ)
学名Trifolium repens
ラテン語読みトリフォリウム・レペンス
英名White clover , White Dutch clover
原産・分布地ヨーロッパ原産
園芸上分類多年草

 シロツメクサは、ヨーロッパ原産の多年草である。
 牧草として広く世界中で育てられ、 クローバーといえば本種をさすほどである。
 日本へは江戸時代にオランダ船が ガラスの器物をもってきたとき、 破損防止のためこの草の枯草を詰めてきたため、 ツメクサの名が
起こり、 これについていた種子を播いて育てたとされる。
 現在ではいたるところに野生化しており、 牧草や公園の草地用のカバープラントとして、 種を播いて育てている。
 ムラサキツメクサ(アカツメクサ)に似るが、 葉柄、花柄ともにきわめて長い。
 小葉は円形に近く、全株無毛でみずみずしく、 地をはう茎から根を出して大きな群落に広がる。
 花は白色で芳香があり、ミツバチをよく集める。

 シャジクソウ属は、北半球の温帯地方に広く分布し、 約300種あるとされ、一年草または多年草である。
 日本にはただ1種が自生し、数種が帰化している。 葉は掌状複葉で3~7の奇数小葉からなり、互生する。
 托葉は葉柄に合着する。花は腋生で多くは頭状の花序につく。
 萼は5個である。花冠は小形の蝶形で白、紫紅、 黄色などがある。雄しべは10個で2体雄ずいをなす。
 果実は豆果でしばしば宿存萼に包まれており、 裂開しない。牧草や密源植物として重要なものが多い。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、 アカツメクサ 、  クリムソン・クローバー 、  コメツブツメクサ  などを掲載している。

画像撮影日:2003.07.06

2015.04.24 First making day [3s/32si/177000]
bt
fb
bb