シロツメクサ(白詰草)
オランダゲンゲ(和蘭紫雲英)、
シロクローバー(白クローバー)
マ メ ( マ メ 亜科)
トリフォリウム(シャジクソウ)
Trifolium repens
トリフォリウム・レペンス
White clover , White Dutch clover
ヨーロッパ原産
多年草
オランダゲンゲ(和蘭紫雲英)、
シロクローバー(白クローバー)
マ メ ( マ メ 亜科)
トリフォリウム(シャジクソウ)
Trifolium repens
トリフォリウム・レペンス
White clover , White Dutch clover
ヨーロッパ原産
多年草
シロツメクサは、ヨーロッパ原産の多年草である。
牧草として広く世界中で育てられ、
クローバーといえば本種をさすほどである。
日本へは江戸時代にオランダ船が
ガラスの器物をもってきたとき、
破損防止のためこの草の枯草を詰めてきたため、
ツメクサの名が
起こり、
これについていた種子を播いて育てたとされる。
現在ではいたるところに野生化しており、
牧草や公園の草地用のカバープラントとして、
種を播いて育てている。
ムラサキツメクサ(アカツメクサ)に似るが、
葉柄、花柄ともにきわめて長い。
小葉は円形に近く、全株無毛でみずみずしく、
地をはう茎から根を出して大きな群落に広がる。
花は白色で芳香があり、ミツバチをよく集める。
シャジクソウ属は、北半球の温帯地方に広く分布し、
約300種あるとされ、一年草または多年草である。
日本にはただ1種が自生し、数種が帰化している。
葉は掌状複葉で3~7の奇数小葉からなり、互生する。
托葉は葉柄に合着する。花は腋生で多くは頭状の花序につく。
萼は5個である。花冠は小形の蝶形で白、紫紅、
黄色などがある。雄しべは10個で2体雄ずいをなす。
果実は豆果でしばしば宿存萼に包まれており、
裂開しない。牧草や密源植物として重要なものが多い。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、 アカツメクサ 、
クリムソン・クローバー 、
コメツブツメクサ
などを掲載している。