アケボノアセビは、
アセビ
の仲間で、花が淡い紅色を呈する品種であるが、詳細は不明である。
アセビ属は、常緑の低木または小高木で、北アメリカ、
東アジア、ヒマラヤに10種が分布している。
葉は単葉でたいてい互生し革質で、鋸歯縁か全縁で葉柄は短い。
花は壺形で、頂生の円錐花序か腋生の総状花序につく。
花冠は白色で、先端は5浅裂する。
苞は単生で、萼は5裂する。雄しべは10個あり、
葯の背面に2個の曲がった芒(のぎ)状突起がある。
子房は上位で5室で、果実は蒴果である。
庭木として用いられることが多い。
[ アセビ属 出典 :
園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行)]
本属の仲間は、
アセビ 、
リュウキュウアセビ を掲載している。