NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名アマクリヌム
園芸(流通)名
別名アマルクリナム
科ヒガンバナ
属(和名属)アマルクリヌム(人工属)
学名× Amarcrinum howardii(アメリカ作出)
ラテン語読み(交雑) アマルクリヌム・ハワーディー
学名× Amarcrinum corsii(イタリア作出)
ラテン語読み(交雑) アマルクリヌム・コルッシ
英名Unknown
原産・分布地カルフォルニアとイタリアで
原産・分布地同時に作出された属間雑種
園芸上分類多年草(球根)


 一般に「アマクリナム」と呼ばれている植物は、アマルクリヌム属に属する園芸品種の総称である。

 アマルクリヌム属は、アマリリス[Amaryllis] とクリヌム[Crinum] との交雑により作出された人工属である。

 アマルクリヌム・ハワーディー(アマルクリヌム・コルッシ)は、 アマリリス・ベラドンナ [Amaryllis belladonna] を母方にし、 クリナム・ムーレイ[Crinum moorei] を父方にした属間雑種である。
 本種の作出は1921年にイタリアとカルフォルニアで同時に行われ、 アメリカで育成されたものに × Amarcrinum howardii、 イタリアで育成されたものに × Amarcrinum corsii の名前がつけられた。
 鱗茎と葉はクリヌム[Crinum]、 花はアマリリス[Amaryllis] に似るが、花筒部は狭くカーブする。
 鱗茎は径10㎝で長い首を持つ。葉は幅5~8㎝で広く、60~70㎝に伸長する。 クリヌム[Crinum] と同様に常緑性である。
 晩夏または秋に高さ60~90㎝の花茎の頂端に8~12花を散形状につける。
 花は径7~10㎝で、多くは淡い淡紅色であるが白色のものもある。芳香を放つ。
[ 引用 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行)、 花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]


画像は(右上)は、みずがめ座さんが、『ご無沙汰ばかりで・・・』のタイトルで、 次のコメントを付けて、私に送ってくれたものです。
『秋の花、萩が咲き誇っています。夏のバラは小さいです。 秋バラを咲かすため今日剪定をしました。3枚目はアマクリナムです。』


 私の知識では、アマクリナムとクリヌム属の クリナム・パウエリー の花が非常によく似ており、花を見ただけでは区別ができない可能性があると思っている。

画像投稿日(投稿者):2020.09.21(みずがめ座さん)

2020.09.23 First making day [1a/11a/104800]
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