NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ホンアマリリス(本アマリリス)
園芸(流通)名ベラドンナリリー
別名
科ヒガンバナ
属(和名属)アマリリス(ホンアマリリス)
学名Amaryllis belladonna
ラテン語読みアマリリス・ベラドンナ
英名Belladonna lily ,
英名Naked-lady lily , Cape belladonna

原産・分布地南アフリカのケープ地方原産
園芸上分類半耐寒性多年草(球根)


 ベラドンナリリーは、南アフリカのケープ地方原産の半耐寒性多年草である。
 径5~10㎝の大きな有皮鱗茎をもち鱗片を切ると   ネリネ 同様に繊維状のものが出る。
 花芽形成の開始は大阪では10月上旬で、 翌年の9月中~下旬に出葉前に開花する。
 花茎な高さは50~70㎝でユリ形で径 約12㎝の大きな花を12前後散形花序につける。
 一般に花色は淡紅色であるが、濃紅、 純白、覆輪などの変種もある。
 開花時の温度が高いと色あせやすい。強い芳香がある。
 花壇、鉢植え栽培で鑑賞するほか、切り花としても利用する。

 ホンアマリリス属は、ただ1種からなる単型属で、 南アフリカのケープ州原産の、有皮鱗茎をつくる球根植物である。

 一般には同じ科のヒッペアストルムが  アマリリス の名でよばれているが、 本属とは次のような点で異なる。
 すなわちヒッペアストルムは常緑で開花時に葉があり、 花茎は中空で花柱は3裂するが、本属のほうは開花時に  リコリス  と同じように葉がなく、花茎は中実で花頭は頭状で分岐しない。
 本属は、葉は帯状で根出し、丈夫な花茎の先端に数花を散形状につける。
 花序には2個の膜質の苞がある。花被片は6個で花筒部は短い。 雄しべ6個は花筒につく。子房は下位である。
 最近、ネリネとの属間雑種がつくられている。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

  1枚目画像撮影日:2005.09.11
2・3枚目画像撮影日:2006.09.17

2015.09.19 First making day [6h/64he/270700]
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