ホンアマリリス(本アマリリス)
ベラドンナリリー
ヒガンバナ
アマリリス(ホンアマリリス)
Amaryllis belladonna
アマリリス・ベラドンナ
Belladonna lily ,
Naked-lady lily , Cape belladonna
南アフリカのケープ地方原産
半耐寒性多年草(球根)
ベラドンナリリー
ヒガンバナ
アマリリス(ホンアマリリス)
Amaryllis belladonna
アマリリス・ベラドンナ
Belladonna lily ,
Naked-lady lily , Cape belladonna
南アフリカのケープ地方原産
半耐寒性多年草(球根)
ベラドンナリリーは、南アフリカのケープ地方原産の半耐寒性多年草である。
径5~10㎝の大きな有皮鱗茎をもち鱗片を切ると
ネリネ 同様に繊維状のものが出る。
花芽形成の開始は大阪では10月上旬で、
翌年の9月中~下旬に出葉前に開花する。
花茎な高さは50~70㎝でユリ形で径
約12㎝の大きな花を12前後散形花序につける。
一般に花色は淡紅色であるが、濃紅、
純白、覆輪などの変種もある。
開花時の温度が高いと色あせやすい。強い芳香がある。
花壇、鉢植え栽培で鑑賞するほか、切り花としても利用する。
ホンアマリリス属は、ただ1種からなる単型属で、
南アフリカのケープ州原産の、有皮鱗茎をつくる球根植物である。
一般には同じ科のヒッペアストルムが
アマリリス の名でよばれているが、
本属とは次のような点で異なる。
すなわちヒッペアストルムは常緑で開花時に葉があり、
花茎は中空で花柱は3裂するが、本属のほうは開花時に
リコリス
と同じように葉がなく、花茎は中実で花頭は頭状で分岐しない。
本属は、葉は帯状で根出し、丈夫な花茎の先端に数花を散形状につける。
花序には2個の膜質の苞がある。花被片は6個で花筒部は短い。
雄しべ6個は花筒につく。子房は下位である。
最近、ネリネとの属間雑種がつくられている。