ウラジロナナカマド(裏白七竈)
バ ラ (サクラ亜科)
ソルプス(ナナカマド)
Sorbus matsumurana
ソルブス・マツムラナ
Japanese mountain ash
北海道、本州(中~北部)に分布
落葉低木
バ ラ (サクラ亜科)
ソルプス(ナナカマド)
Sorbus matsumurana
ソルブス・マツムラナ
Japanese mountain ash
北海道、本州(中~北部)に分布
落葉低木
画像(右上)は、北海道ならではのこまさんから届いた、ウラジロナナカマドである。
ウラジロナナカマドは高山帯から亜高山帯の陽地に生育し、
ハイマツの緑に対して美しく紅葉する。
花序は直立し、散房状で径5~8㎝の多数の白色花をつける。
果実は長円形(ややダルマ形)で、長さ8~10㎜である。
青緑の葉群や紅葉と赤塾果などの美しさから、北国では緑化樹として植栽されている。
本属の仲間は、
ナナカマド 、
アズキナシ
などを掲載している。
ナナカマド属は、約80種が知られ、種間雑種もできやすい。
北半球の温帯~亜寒帯に広く分布し、垂直的には低山帯~
高山帯に見られる。落葉高木ないし低木である。
葉はらせん状につき、奇数羽状複葉がふつうであるが、
単葉や移行型のものもあり、鋸歯があり、托葉をともなう。
花は複散房状花序をなし、枝先に頂生して、1花はやや小さく、
白色~淡紅色で、花弁は5枚で、雄しべは15~20個である。
果実はナシ状果(梨果)である。冬にもしばしば果実および果軸が残る。
動物に食べられ、種子が糞として散布される。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]