









オオベンケイソウは、花が大形の散形花序に密集してつく種であり、
花色は紅色であるが、画像の花は花色が淡紅色と白色であり、
本種の園芸品種であると思われる。
ブルーボネットの銘板には「オオベンケイソウ・スターダスト」
となっており、オオベンケイソウの園芸品種の「スターダスト」
と考えられる。しかし、園芸品種の「スターダスト」
を検索しても明解な検索結果が出なく、
今のところ不明な部分が多い画像である。
ムラサキベンケイソウ属は、東アジアを中心とする
北半球の温帯から亜寒帯に広く分布する多年草で、一部は暖帯に達する。
東アジアに25種、ヨーロッパに数種、北アメリカに2種がある。
岩上(まれに樹上)や草原まれに林床に生える。
栽培が比較的容易なため、
一部の種の野生型とその改良型が観賞用に栽培される。
花は大形の集散花序に多数密集してつき、
短日性で晩夏から秋にかけて咲く。
花弁は離生し、紅、紅紫または白色で黄色のものはない。
葉は扁平で互生まれに対生または輪生する。
地中まれに地表に肥厚する地下茎をもち、毎年そこから花茎を出す。