NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ミセバヤ(見せばや)
園芸(流通)名
別名
科ベンケイソウ
属(和名属)ヒロテレフィウム(ムラサキベンケイソウ)
学名Hylotelephium sieboldii
ラテン語読みヒロテレフィウム・シーボルディー
英名October plant , October dephne
原産・分布地東アジア原産
園芸上分類常緑多年草

 ミセバヤは、東アジア原産の常緑多年草である。 香川県小豆島に野生状態で生えており、最近中国でも見つかった。
 本属中もっともよく栽培される種である。 花茎は長さ15~30㎝になり、下垂するか斜上する。
 葉は3輪生し、柄がなく倒卵形または扇形で円頭で広楔脚で、 長さ1~1.5㎝で縁には数個の低い波状の鋸歯がある。
 花は球形の花序に多数密集してつく。 花弁は紅色で楕円形なたは倒披針形で長さ5㎜である。
 裂開直前の葯は濃赤紫色である。
 日本では古くから栽培され、19世紀後半にヨーロッパへも広まった。

 ムラサキベンケイソウ属は、東アジアを中心とする 北半球の温帯から亜寒帯に広く分布する多年草で、一部は暖帯に達する。
 東アジアに25種、ヨーロッパに数種、北アメリカに2種がある。 岩上(まれに樹上)や草原まれに林床に生える。
 栽培が比較的容易なため、一部の種の野生型とその改良型が観賞用に栽培される。
 花は大形の集散花序に多数密集してつき、短日性で晩夏から秋にかけて咲く。
 花弁は離生し、紅、紅紫または白色で黄色のものはない。 葉は扁平で互生まれに対生または輪生する。
 地中まれに地表に肥厚する地下茎をもち、 毎年そこから花茎を出す。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本属の仲間は、  ヒダカミセバヤ 、   オオベンケイソウ  を掲載している。

画像撮影日:2003.10.18

2015.10.07 First making day [7m/72mi/285600]
bt
fb
bb