NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名オクラ
園芸(流通)名
別名オカレンコン(陸蓮根)、
別名アメリカネリ(アメリカ粘材)
科アオイ
属(和名属)アベルモスクス(トロロアオイ)
学名Abelmoschus esculentus
ラテン語読みアベルモスクス・エスクレンツス
英名Okra , Gobo , Gombo ,
英名Gumbo , Lady's-finger

原産・分布地アフリカ東北部原産
園芸上分類熱帯多年草(日本一年草)

 オクラは、トロロアオイ属の1種で果実を食用とするために栽培されている。 原産地はアフリカ東北部で、オクラという名前も現地語からきている。 日本への渡来は江戸時代末期で、1965年ごろより栽培が増え、 年間1万t以上が生産されている。


 二枚目(左)は、みずがめ座さんが家庭菜園で育てている
オクラの花を、私に送ってくれたものである。
 自分で作った家庭菜園の野菜の味は格別である。


 本種は、熱帯では多年草で高さ5~6mになるものがあるが、 日本では一年草で高さ1.5~2mになる。 茎は直立し、3~4本の側枝を出す。 花は合弁の両性で葉腋に1個ずつ付き太い柄がある。
 花色は黄色で花冠の基部がワイン色である。 早朝に咲き、午後には萎む半日花である。
 実は緑色がふつうであるが、クリーム色や赤色のものもある。
 実の形は細長いピラミッド状で輪切りにした形は、 円形から五~九角形まであり、 この形がレンコンに似ているところから、 別名のオカレンコン(陸蓮根)ともいわれる。
 暑さには強いが、寒さには弱く霜にあうと枯れる。

 本属の仲間は、   トロロアオイ 、
  アベルモスクス・モスカツス・ツベロスス  を掲載している。


 トロロアオイ属は、インド、ヒマラヤを中心に 北アフリカにも分布する草本または亜低木で、高さ1~3mになる。
 本属は、30~50種が知られているが、 フヨウ属から分離独立されてからの正確な種数は不明である。
 フヨウ属に類似するが、萼が早落性であり、 葯が雄ずい筒に密着している点などで区別される。
 葉は互生し、ふつう掌状に分裂し、長い柄がある。 花は腋生に単生するか、頂生の総状花序につく。果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1枚目画像撮影日:2005.09.11
2枚目画像投稿日(投稿者):2006.09.18(みずがめ座さん)
3枚目画像撮影日:2003.10.05

2015.02.08 First making day [1a/15o/125600]
bt
fb
bb