トロロアオイ(黄蜀葵)
オウショッキ(黄蜀葵)、
トロロ(黄蜀葵)、クサダモ
アオイ
アベルモスクス(トロロアオイ)
Abelmoschus manihot
アベルモスクス・マニホト
Rosa of China
中国原産
一年草
オウショッキ(黄蜀葵)、
トロロ(黄蜀葵)、クサダモ
アオイ
アベルモスクス(トロロアオイ)
Abelmoschus manihot
アベルモスクス・マニホト
Rosa of China
中国原産
一年草
トロロアオイは、中国原産の一年草で、
製紙原料および観賞用に栽培される。
高さ1.5~2.5mに達し、茎葉に剛毛がある。
地下に太い根があり、暖地では多年草となる。
葉は大きく掌状に4~9深裂し、裂片には鋸歯がある。
花は大きく、径10~18㎝で、黄色で中心部は暗紅色である。
果実は長楕円形で5稜をもち、剛毛におおわれる。
種子はやや扁平である。
観賞用に高性種と矮性種が知られており、まれに白花もある。
本種の別名は、オウショッキ(黄蜀葵)であるが、
コウショッキ(紅蜀葵)は、同じアオイ科の
モミジアオイ のことである。
なお、「黄蜀葵」と書いて「オウショッキ」「トロロアオイ」
「トロロ」と読むようであるが、当て字の可能性が高い。
トロロアオイ属は、インド、ヒマラヤを中心に
北アフリカにも分布する草本または亜低木で、
高さ1~3mになる。
本属は、30~50種が知られているが、
フヨウ属から分離独立されてからの正確な種数は不明である。
フヨウ属の類似するが、萼が早落性であり、
葯が雄ずい筒に密着している点などで区別される。
葉は互生し、ふつう掌状に分裂し、長い柄がある。
花は腋生に単生するか、頂生の総状花序につく。
果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、
アベルモスクス・モスカツス・ツベロスス 、
オクラ を掲載している。