NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名サンカヨウ(山荷葉)
園芸(流通)名
別名
科メ ギ
属(和名属)ディフィレイア(サンカヨウ)
学名Diphylleia cymosa  ssp. Grayi
ラテン語読みディフィレイア・キモサ(亜種)グレイ
英名Japanese lily
原産・分布地本州(鳥取県以北)、北海道、サハリンに分布
園芸上分類多年草



 一枚目(右上)は、広島県人さんが、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 土日1泊で山野草を求め、岡山県立森林公園に行ってきました。
  2日でよく歩きましたよ。湿原が有り新緑が
  きれいで珍しい花をたくさん見てきました。
  いろいろなコースがあり楽しい久しぶりの山でした。
  サンカヨウと   ハシリドコロ  って名前の花です。』

 二枚目(左上)は、こまさんが、「サンカヨウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 サンカヨウ(山荷葉)荷葉とは中国語でハスの事だそう
  です。山のハスですね。たしかに葉はハスに似てます。
  二枚の大きな蕗の葉の間に可憐な白い花をつけます。
   ヒトリシヅカ   はよく見かけますが、サンカヨウは何処
  にでもあるという訳ではないですね。
  見つけた時はラッキーと言う感じ。』


 三枚目(左上)は、 Junko さんが、「尾瀬沼~尾瀬ヶ原を歩いてきました」のタイトルで、 次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
 『 山小屋泊まりで6月4・5日堪能してきました。 一日10km以上歩くを2日続けて、万歩計は毎日3万歩近くも。
  しかも重いリュックを背負っての事でさすがに疲れました。  水芭蕉 ・  ショウジョウバカマ・リュウキンカは今が見ごろ。
  画像の最後は「サンカヨウ」です。』

 サンカヨウは、本州(鳥取県以北)、北海道、 サハリンに分布する多年草である。 深山や亜高山帯のやや湿った樹陰に生える。
 高さ30~60㎝で2個ある葉のうち下の葉は長柄があって大きく、 広腎臓形で中央で2深裂し、上の葉は小さくて葉柄は目立たない。
 花は数個つき花弁は長さ約1㎝で、開花時期は6~7月である。 暑さに弱いが、庭の樹陰に植えるのがよい。

 サンカヨウは、花弁が雨に濡れると透明になることで 非常に珍しい植物の一つであり、2016.07.22の「真実かウソか」のTV番組でも
出題され正解者の方が少なかったことでもわかる通り、珍しい植物の一つである。

 サンカヨウ属は、世界に2種しかなく、北アメリカ東部と東アジアに分布し、 植物地理学的に注目されている。
 多年草で、茎は分枝せず、2個の葉をつける。花は白色で集散花序につき、 萼片、花弁、雄しべは同数で6個である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]

1枚目画像投稿日(投稿者 : 撮影地):2011.05.15(広島県人さん: 岡山県立森林公園[岡山県苫田郡鏡野町])
2枚目画像投稿日(投稿者):2011.07.06(こまさん)
3枚目画像投稿日(投稿者 : 撮影地):2010.06.07( Junko さん: 尾瀬[福島県・新潟県・群馬県])

2015.04.04 First making day [3s/31sa/167700]
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