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ディフィレイア(サンカヨウ)
Diphylleia cymosa ssp. Grayi
ディフィレイア・キモサ(亜種)グレイ
Japanese lily
本州(鳥取県以北)、北海道、サハリンに分布
多年草
一枚目(右上)は、広島県人さんが、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 土日1泊で山野草を求め、岡山県立森林公園に行ってきました。
2日でよく歩きましたよ。湿原が有り新緑が
きれいで珍しい花をたくさん見てきました。
いろいろなコースがあり楽しい久しぶりの山でした。
サンカヨウと
ハシリドコロ って名前の花です。』
二枚目(左上)は、こまさんが、「サンカヨウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 サンカヨウ(山荷葉)荷葉とは中国語でハスの事だそう
です。山のハスですね。たしかに葉はハスに似てます。
二枚の大きな蕗の葉の間に可憐な白い花をつけます。
ヒトリシヅカ はよく見かけますが、サンカヨウは何処
にでもあるという訳ではないですね。
見つけた時はラッキーと言う感じ。』
三枚目(左上)は、 Junko
さんが、「尾瀬沼~尾瀬ヶ原を歩いてきました」のタイトルで、
次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 山小屋泊まりで6月4・5日堪能してきました。
一日10km以上歩くを2日続けて、万歩計は毎日3万歩近くも。
しかも重いリュックを背負っての事でさすがに疲れました。
水芭蕉 ・
ショウジョウバカマ・リュウキンカは今が見ごろ。
画像の最後は「サンカヨウ」です。』
サンカヨウは、本州(鳥取県以北)、北海道、
サハリンに分布する多年草である。
深山や亜高山帯のやや湿った樹陰に生える。
高さ30~60㎝で2個ある葉のうち下の葉は長柄があって大きく、
広腎臓形で中央で2深裂し、上の葉は小さくて葉柄は目立たない。
花は数個つき花弁は長さ約1㎝で、開花時期は6~7月である。
暑さに弱いが、庭の樹陰に植えるのがよい。
サンカヨウは、花弁が雨に濡れると透明になることで
非常に珍しい植物の一つであり、2016.07.22の「真実かウソか」のTV番組でも
出題され正解者の方が少なかったことでもわかる通り、珍しい植物の一つである。
サンカヨウ属は、世界に2種しかなく、北アメリカ東部と東アジアに分布し、
植物地理学的に注目されている。
多年草で、茎は分枝せず、2個の葉をつける。花は白色で集散花序につき、
萼片、花弁、雄しべは同数で6個である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]