サトイモ(ミズバショウ亜科)
リシキトン(ミズバショウ)
Lysichiton camtschatcense
リシキトン・カムチャトケンセ
Skunk cabbage
本州(兵庫県以北)の日本海側、
サハリン、カムチャッカに分布
多年草
一枚目(右上)は、おばごりさんが、『 北海道はようやくこぶしや桜がポツポツと咲き始めました。』 とのコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
二枚目(左)は、 briboo
さんが、「ミズバショウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 先月移動中に千歳空港の近くでミズバショウを見かけ
ました。もう一度見たいと、今日出かけました。もう
だいぶ日にちがたっていたのでないかなあと思ったら、
ありましたありました! たくさんありましたよ~。』
三枚目(左)は、こまさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 散歩コースにある水芭蕉です。大切にロープを張って
踏まないようにしてありました。』
ミズバショウは、本州(兵庫県以北の冷涼な地域)の日本海側にしばしば群生し、
サハリン、カムチャッカにも分布する。寒冷地の水湿地の生える多年草である。
長楕円形の葉身をもつ闊大(かつだい)な葉を根出するがこの葉の外形がバショウの葉に
似ているのでミズバショウの和名がある。葉身の基部は葉柄の縁に沿下してやや扁平な葉柄を形成する。
大形になると葉の長さは1mをこえるが、通常はそれよりも小さい。
春、葉の萌芽と同時にボート状の白色の仏炎苞を有する肉穂花序を出す。
肉穂花序は花茎を有し、円柱状で長さ10㎝ばかりである。
花は外花被片2個、内花被片2個、雄しべ4個と1個の雌しべを有する両性花で、
果実が緑色の状態で熟す。
四枚目(左)も、こまさんが、『 散歩の途中で写した水芭蕉置いていきます。』 とのコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
五枚目(左)も、こまさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 この様な 水芭蕉の中に ポツン、ポツンと咲いて
いました。名前は知らなくても 座禅僧に見えて見える
から不思議ですね。
帰ってから名前を調べて「
ザゼンソウ 」
と知り妙に納得した事を覚えています 。』
と言うことで、ザゼンソウを送ってくれた時に ザゼンソウの咲いていた所の説明をしてくれたものである。
六枚目(左)は、 Junko
さんが、「尾瀬沼~尾瀬ヶ原を歩いてきました。」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 題名の如し、山小屋泊まりで6月4・5日堪能して
きました。一日10km以上歩くを2日続けて、
万歩計は毎日3万歩近くも。しかも重いリュックを
背負っての事でさすがに疲れました。
水芭蕉・ショウジョウバカマ・リュウキンカは今が見ごろ。
画像の最後は「
サンカヨウ 」です。』
七枚目(左)も、 Junko
さんが、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 写真はその時の 水芭蕉と沼スギの気根です。
春の山はまだ眠っているように静かでした。
でもよく見るとモミジの赤い芽やまだ固い桜の
つぼみも出ていました。』
八枚目(左)は、広島県人さんが、「旅で見つけた花」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 山陰の山道には雪が残っていてまだまだ春が来て
いないところもありました。旅で見つけた花のお届け
で~す。水芭蕉、
イカリソウ 、
ミヤマカタバミ
の花です。』
本属は、東北アジアと北アメリカ西北部にそれぞれ1種が分布する。
肥厚した地下茎は地中に埋もれ、大形の長楕円形の葉を多数根出状につける。
花茎の基部について花序を包む仏炎苞は花茎の部分を抱き、
花序の部分でボート状に広がる。
緑色の肉穂花序は多数の両性花が密集し、円柱状である。
花は4個の花被片と4個の雄しべを有し、
子房が肉穂花序の軸中に埋もれて子房下位的で、
通常2室でそれぞれ1個の胚珠を有する。
果実が熟すると宿存していた花被片と雄しべの上部ははげ落ちてくずれ、
種子が露出して水流によって分散する。種子は大形で胚珠を欠く。
サトイモ科の中では原始的な群で、ザゼンソウ属に近縁である。春の芽立ちと開花、
夏期闊大な葉を観賞するため池辺などに植栽されることがある。
夏も低温な湧水や流水のある場所をよい。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]